この際だからぶっちゃけます!私の趣味は株式投資です。株式投資というよりも企業分析かもしれません。

今日はなぜこんな話題を出したのかというと、私が今保有している(ほったらかしてた)株式に東映ラボテックという会社があります。東映の弟分だと考えてもらってよいでしょう。

この株式は事業はたいしたことはないのですが、東映の株式をやたら保有しています。私はその株式価値に注目し購入いたしました。ちなみに株式価値というのは決算書でも現在の価値が出ているのではなく、買った当時の価格が書いてあります。
なぜこのように株式資産を大量に保有している会社があるのかというと、ちょっと昔(厳密にはバブル期まで、現在はだいぶなくなっている)の話ですが、日本企業独特の株式持合いのせいです。株式持合いとはどういう意味なのかというと、簡単に言ってしまえば株式を持ち合うことでお互いに信頼関係を成り立たせ、敵対的買収からも自分の会社を守るという効果があり、日本の企業ではよくこの慣習が行われてきました。
しかし株式持合いは日本独特のものです。他の国ではこんなことはまずありえません。というよりやったら違法とまでは行かないまでにしても、違法行為に近い行為であることはいうまでもありません。

このような古い慣習によって株式を大量に保有している会社はたまにあるのですが、東映ラボテックもその例でした。

私はこれに目をつけ、1年ぐらい前に1株450円で1,000株購入いたしました。

そして今日ネットで偶然知ったのですが、東映東映ラボテックを完全子会社化すると発表したそうです。

原則子会社(ラボテックは傍から見れば東映の子会社のようなもの)は親会社の株を大量に持てない制度改正によって、まず東映HD化は避けられないだろうと思っていたので、東映ラボテックの子会社化にはそれほどびっくりしませんでした。

ちなみに発表された株式交換比率は、東映0.85株に対し東映ラボテック1株。今日の終値で計算すると、東映660円×0.85=561円となります。
東映ラボの終値は555円なので、今現在は6円のプレミアムしか付きません。正直がっかりです。

ということは私の儲けは1株当たり100円というところです。私の考えでは1株あたり200〜500円は上がると思っていたので、今回はたいした儲けではなかったようです。

ちなみに私は東映の株式は全く持つ気はありません。さてこれからどうするか、、、時間はまだまだありますしゆっくり考えます♪